ラブとわたし

やっとラブBDを観れました。ので五人それぞれのぐっと来たポイントと感想を。


•大野さん
私がLOVEコンに入った時、モノクロの大野さんを割と近くで見ることができました。その時から大野さんの足さばきにもう釘付けで。モニターで他の人を見る余裕は全くありませんでした。でも、映像化されたものを観たら指先まで凄かった。感動です。ただ、節穴の私には何やってるのか半分も分かりません。
それとやっぱりHit the floorからサヨナラの後での流れがいいですよね。大野さんの振りって独特ですけど、それをかっこ良く見せるには無駄な動きを省きに省いてブラッシュアップする必要があるんだなと何度目か分からない学習をしました。
あとは松本さんとイチャつく時のうっとり顔や松本二宮が絡んでる時の嫉妬に燃える顔など、やっぱり顔芸の細やかさが際立ってました。プロのふざけ方。


•翔さん
わたし翔さんの煽りつつのラップが大好きなんです。五人がそれぞれソロコンをやったとして、誰か一人のコンサートに行けるとしたら、翔さんを選びそうだなぁとBDを見て思いました。翔さんファンに失礼かもしれませんけど。すみません。
だから煽り全般良かったです。アイデラとかまさかやってくれるとは思ってなくて、もう、かっこいい。
かと思えばニノとエアギターしたり相葉くんに尻を触られたりしてふざける。いつも上の方やスタンド横のやや見切れ席を気にする。このあたりは今回のコンサートに限ったことじゃないですけど、翔さんの優しさや正しさや健全さを感じられる、好きな場面です。


•相葉くん
一番変な声が出たのはCONFUSIONイントロです。何あの振り。何あの表情。天真爛漫爆発でプロアイドルでした。あのタイミングで相葉くんを抜いてくれたカメラの人ありがとう。ジュニア含めめちゃくちゃ好きな演出でした。
あとはやっぱりソロですよね。美人でした。アルバムで聴いた時から思ってましたけど、こういう曲を歌おうと思った相葉くんにびっくりしました。いや、繊細で優しい彼らしい曲だと思います。だけど、そういう面を全面に押し出した(元気で少年的なキャラクターとは違った)曲を選んだ相葉くんは、とても大人になったなぁ。映像で見ていても多面的な自分を出すことへのためらいが薄れているように思いました。とても嬉しいけど、少し切ない。


•にの
モノクロが世を賑わせていますね。あの二宮くんを見る度に、私の中のおかんが激昂します。足を閉じなさい!!
このアルバムは雰囲気や情感を強く出す曲が多いように思います。パラドックスやTears、Starlight kissとか。そのため、色気があったり切なかったりかわいかったり、いろんな男を演じ切って歌いあげる二宮さんがとても映えているように感じました。
あと、これも今回のコンサートに限ったことじゃないんですけど、ギターをかき鳴らして気持ち良さそうに歌うにのを見てると心が温かくなります。良かったねってなって。結論として、二宮さんのことはおかん目線で楽しんでおります。


•松本くん
ソロのエンターテイナーっぷりっときたら。この事務所に入ったらヴァンパイアは必須よね!日本人で蝶ネクタイが面白くならない人ってなかなかいないと思うんですよ。にのちゃんもソロで蝶ネクタイしてましたけど、ちょっと腹話術の人形ぽい。*1本当に常に魅せようという気持ちが感じられる、安定した松本さんでした。
あと、FUNKYの説明に必死すぎるのが微笑ましかったです。場を和ませようとちょこちょこ口を出したりふざけたりするメンバー(特に翔さん)への反応もおざなりで、とにかく説明しなきゃ!ウェーブ成功させなきゃ!みたいなのがとても良かったです。松本さんの、参加してるファンも含めて皆でコンサートを作ろうとする気持ちをしかと受け止めました。


•そのほか
さっきも書きましたけど、ジュニアの存在がとても良かった!フォーメーション作ったり嵐の後ろで踊ったり、当然ですけど演出に厚みが出ますよね。嵐についているお馴染みメンバーで、もちろんダンス上手い子も多くて目が行きました。
あとRock Tonightを嫌いな人はなかなかいないと思います。LOVEの全体の雰囲気を考えるとかなり異質ですけど、全然許す。



コンサート全体の自分勝手な所感としては、やっぱり嵐は変わっていくことをためらわなくなったんだなぁと思いました。アラフェスの印象を引きずっているのもあるかもしれませんが。
popcornあたり(アラフェスが始まったあたり)から、コンサートの作りや今後の嵐についてのメンバーの論調が変わったように私は思っています。そして今回のLOVEは今までとかなり毛色の違うものになったんじゃないでしょうか。
でもそれと同時に、上で色々と書いたように今までと変わらないでいてくれるメンバーもいるわけで。自らの意思で前に進んでいくことができる、でも自分たちが守りたいものはしっかり守る、そういう強い嵐を見たような気がします。

なんとなく嵐の移行期間は終わったように思います。この15周年を迎えて越えた嵐はどんな風になるのか、ちょっと想像がつきません。とても楽しみです。

*1:色合いのせいもあると思いますごめんなさい