過渡期を越えて

JUMPのアルバムが大変です!


最近の活躍っぷりを嬉しく思っていましたが、このアルバムで彼らの本気を感じました。
この人たち、マジだ。マジで売れる気だ。

まずアルバムとして構成が素晴らしいですよね。プレリュードやFOREVERでアルバムとJUMPの新しい始まりを感じさせて、そこからカモナを含めた彼ららしいアイドルソング。と思ったらめちゃくちゃかっこいい一面とか大人で切ない一面とか次々と出てくる。裕翔くんのドラムは中休みどころか終始興奮します。そこからも今まであった元気かわいいJUMPちゃんのイメージを覆しつつ、最後にAinoArikaってそんなばかな。

ほんと一気に聴けました。曲自体も良いんですけど、みんな声が大人になってるし、何より歌がうまくなってる。
別に今までのJUMPじゃなくなったわけでは決してないと思います。今までの良さを維持しつつ、20代の多面性を爆発させていて、つまり僕らの時代なんですね。物凄い説得力です。


アイドルの面白さって、いろんな曲調を楽しめることがその一つだと思います。その中でだんだんグループごとの「らしさ」が出てくるのがまた楽しいんだと思います。そしてJUMPはまさに今、「らしさ」を確立するべく本格的に動き出したんだなと思いますした。
これからまだどういう風にもなっていける。でもこれまでの積み重ねによって、フォーメーションを重視したダンスやバンドや男子校っぽさや、そういう強みも出せるようになってきた。
本当にこれからが楽しみです。


初回盤のレコーディングとインタビューも凄く良かったんですけど、熱くなりすぎるのでとりあえずやめます。やっぱりああいうのって一人一人の性格が出てて良いですよね。
あとどうでもいいことですが、伊野尾くんと有岡くんに分かりやすく胸を締め付けられました。にのあいの二人で行けば怖いもんなし感が好きな人の宿命だと思います、これは。


ここまで喋り倒しておきながら何ですけど、そんなにJUMP通でもないくせに偉そうにすみませんでした。