オリヴィエがいちばん好きです

フランス人、かっこいいじゃないですか。


ショコラティエ、終わりましたね。
例に漏れず爽太くんを罵倒しながら毎週楽しみました。

一番印象的なのは、モラルを疑われるようなことを毎週毎週やり尽くしてるにも関わらず物凄いピュアな表情をする爽太くんです。
途中で悪い男になる宣言をしてましたけど、それ以外は悪びれもしなければ大した罪悪感に駆られることもない。悪いことをしてるっていう感覚が欠如してる人みたいでした。もう腹立つというよりも怖かったです。気持ちが理解できなさすぎて。
そして最後は高飛びする爽太くん。関係者も最終的に皆良い笑顔。なぜ。もう六道さんしか信じられない。

あと、本当にそこの広がりは必要なのかなっていう展開もたくさんあって面白かったです。サエコと薫子さんの恋愛論バトルとか、サエコの旦那のDVとか、まつりちゃんのドロドロな人間関係とか、シゲアキさんの存在とか。いや、シゲアキはすごい良かったですけど。あの神出鬼没な感じもたまらなかったですけど。
なんでもいいからドラマチックに!とりあえずいろんな要素入れとこう!という感じに見えて、月9っぽさを楽しめました。
まぁ私の頭が悪いからいろんな伏線に気付いてないだけかもしれません。ドラマの視聴がとても下手です。


こんなに恋をしたくなくなるラブストーリーもそうそうないなと思います。でも、恋ってこういうものかもしれません。周りが見えなくなる。ポジティブとネガティブを激しく行き来する。相手を思うポーズをして現実逃避してるだけで本当は自分がかわいい。実はとてもリアルな話なんじゃないかと最終的には思いました。
爽太への批判に心を痛めながらも健気にダメ男を演じた松本さん、お疲れさまでした。茶髪に前髪、最高です。