働くアイドル'15

新年も大分過ぎ、通常通りの毎日を送っています。
嵐の皆さんはテレビの中で本当によく働いていて、今更ながら年末のハードスケジュールを勝手に労りながら見ていました。

紅白

妖怪たいそうをつっかえながら踊る嵐を叱れないダメな私。忙しかったもんね、完璧に覚えられないよね、仕方ないよね。辛いぜマジ!の健人くんがマジ辛そうで、やっぱこの人只者ではないな、と思いました。
司会に慣れていたりトリだったりフライングしたりする嵐は2014年という年の総決算という感じです。やりたいことをやり尽くしました、っていう印象。

しやがれ

•「何事も過剰」というキャラを全うしている松潤。今現在、嵐で一番キャラがブレないんじゃないか。仕事人って感じで凄く良かったです。

•相葉くんはある一定の人達と接触させると物凄い化学反応を起こすけど、そうでないと無理してる感が有り有りと出ますね。それがいいんですけど。

•カメラをちらちら見てちょっと引いてる振りをしながら受け身を習うニノさん。でもミキティには割と強気なニノさん。
個人的な印象ですけど、ニノって失敗する姿を見られることをやたら恐れる気がします。グループでうまく行かないとかそういうことじゃなく、単純に個人的な動作や言動の失敗を見せたくなさそう。前にラジオで言ってたように、キャラ的に失敗できないと思ってるのかもしれませんが、あの恐る恐るやってる感じはもっと根底的な性格によるものだと思います。そういうところが人間ぽくて、ニノの面白いところだと思います。

•アレクのような破天荒な人を見てうろたえる翔さんはいつもの事ですが、その表情が本当に理解できないって感じで、いつもそんな顔してたっけ。
ああいう人に対しては割と好意的で、よくやる苦い表情はあくまで演出だと思っていました。本当に引いてるのか。演技がうまくなったのか。また翔さんが分からなくなりました。

•事務所に学ぶリーダー論。私の中では坂本くん大野さんと城島くん小山くんでタイプが分かれる気がしています。意外と主張のあるタイプと、チームの和を最優先するタイプ。いや、最近の坂本くんも後者か。
まぁ全員先頭に立つタイプではないし、全体を考えて動く人たちですよね。リーダーを選ぶ際の先見の明があるのか、リーダーになるとそうなるのかよく分かりませんが、人材豊富な事務所だな。

VS

三つ巴対決をしていて嵐が決勝に行かないと「この人たち大丈夫かな」と思うくせに、いざ優勝すると「レギュラーが賞金もらってどうするんだろう」と思ってしまう、そんな自分の性格の悪さを再認識させる番組でした。

蜷川さん×社長ラジオ

元旦からヒロムおじいさまの有難い肉声を拝聴するなんて、私はなんて信心深いんだ。
社長はまだ見ぬ理想郷を探していました。トップはそうあるべきと思う一方で、トップがこうだからこその現状なんだな、とも思いました。
社長は舞台史上主義で、世間一般の売れ線には全く興味がない。えびとかは社長にとってきっとかなり理想的で、だから舞台中心でメディアの露出は極端に少ない。
でも今のファンって、SMAPとか嵐とかを見ちゃってるから。「もっと」を求めちゃうのは仕方ないと思うんです*1。数年前のジャンプを見ていて、私もなんでって思っていました。ファンのみの目に止まる世界で輝いてくれるのも嬉しいけど、彼らは本当にそれでいいのかって思っていました。社長にとって嵐はもう手の離れた、悪く言えば放っておいてる存在だろうけど、今の事務所にとって柱なのは間違いなくて。
今いろんなグループで、特に若いグループでいろんなことが起こっているのは、理想を求める社長の神通力が薄れているからなんだろうな。
ファンと事務所の、そして事務所内での理想の形が乖離していっているのが現状なのかな、と思いました。
ラジオ後にジャニワを見たのでそれを含めた感想ですが、うまくまとまらない。別にこうするべき、とかはありません。


まだ翔さんのドラマも観れていないし今日からのオリエント急行も観れるのはまだ先です。
今年も絶好調に露出する嵐に戦々恐々としながら安心した正月でした。

*1:ファンの中でも要望や理想の形は多様だと思いますが。