かすむ明日の向こう側

Mステのセクゾちゃんについて。
彼らのことは書かないでおこうと思ってたんです。外野の私が言えることなんて何もないなと。
でもまぁ私の日記だし、残しておきたい程ぐらっと来たので。
直前まで観てたリトルトーキョーライブスペシャルがキラキラしてて楽しくて最高だったので、余計に色々考えてしまいました。

好き勝手に言っています。批判も問題提起もする気はなく、ただの感想です。


私はジュニアの頃の聡ちゃんがとても好きでした。デビューできると知って、しかもふまけんと!勝利くんと!マリウスと!とすごく嬉しかった。

去年の紅白の彼らは、とにかく楽しいものを詰め込んだパーティーみたいでした。すっごくかわいくて、おとぎ話の主人公みたいな、いい意味でぶっ飛んだ演出が彼らのグループ色を爆発させていた。これからが楽しみで仕方なかった。


なんでこうなったんだろう。
今の状況にはいろんな事情もあるだろうし100%否定はしません。私が傷付いていいほど今現在心を砕いて応援してもいないです。
ついでに言えばあの女性ダンサーの演出も話題になったのは間違いない。やり方は賛否両論かもしれないけど。
個人的には上記の通りファンタジーの王子様っぽいところが好きなので、あんな露骨に女性と絡むとイメージ変わるなぁとは思います。


一番悲しいのは、彼らの活動に当人の意思が介在しているように見えないこと。
Mステの演出を、三人はどう思ってるんだろう。何を考えながら笑顔で踊ったんだろう。何より、たくさんの同僚もいる年末の大きな特番に三人で立っていることを、どう感じてるんだろう。
そんな事ばかり気になって、全く集中できませんでした。


若手が自分勝手にできる事なんて無いに等しいことは分かっています。
でも、そういう制限された状況の中でも人に夢を見せることが彼らの仕事だと私は思っています。
ファンに「かわいそう」「本人たちの意思が無視されている」と思われるなら、その戦略は失敗なんじゃないか。
同情すること程アイドルに失礼なことは無いと思いますが、もう同情せざるを得ないよ。

同じ番組に出ている嵐も観ました。正直最近の嵐は安定しすぎていて意外性もなく、こっち側もぼーっと観てしまいます。
この安定性って尊いものなんだなって、セクゾを見て考えてしまうことの悲しさ。こんなのアイドルの愛し方じゃない。私は芸能界のドキュメンタリーを見たいわけじゃない。


いつか、セクゾを観て「よく分かんないけど楽しそうだから勝手にやっててよ」と気楽に突き放せる日が来ますように。